(レポート) MAC304: Introducing Amazon Lex #reinvent
こんにちは、せーの@re:Inventです。今回は発表されたてホヤホヤのAmazon Lexのセッションを聞いてきたのでレポートします。
https://www.portal.reinvent.awsevents.com/connect/sessionDetail.ww?SESSION_ID=8512
Introducing Amazon Lex
- アジェンダ
- 何故Amazon Lexを作ったのか
- Amazon Lexとは何か
- Amazon Lexはどのように使うのか
- 意思疎通の歴史
- 1st: パンチカード
- 2nd: ポインタとスライダ
- 3rd: conversationインターフェース
- 意思疎通のポイント
- ナチュラルであること
- オンデマンドであること
- 近づきやすいこと
- 効率がよくなること
- これらのために開発者は様々なチャレンジを続けてきた
- conversationインターフェースには膨大なテクノロジーや洗練されたアルゴリズムが繋がり合う必要がある
- Amazon Lexは音声とテキストを使った新しいConversationインターフェースである
- 本日(12/1 JST)よりFacebook Messengerにワンクリックでデプロイできるようになった
- バージョニング(履歴管理)とエイリアス機能をサポート
- バージョニング
- Intents, Slots, Botsが適用対象
- 前のバージョンに戻ることができる
- エイリアス
- DEV / STAGE / PROD といういわゆるステージ
- AWS Mobile Hubとの連携
- 自分の作成したアプリに簡単にBot機能が埋め込める
- Mobile Hub SaaS Connectorを使ってサードパーティのAPI(Salesforceとかzendeskとか)にも簡単に繋げられる。
- ユースケース
- アップデートや天気、お知らせ等を知らせるInfomational Bots
- ホテルの予約、銀行の口座操作等一般的なモバイルアプリをサポートするApplication Bots
- 会社での仕事をサポートして売上数やマーケの活動状況を把握するEnterprise Productivity Bots
- 身につけているデバイスと会話ができるIoT Bots
- Amazon Lexの利点とは
- Alexaで培ったクオリティの高い自然言語解析
- クラウドならではのスケーラビリティ
- AWSリソースとの連携
- Lexの構成
- Alexa Skill Kitと基本は変わらず
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Utterance
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ニューラルネットワークとDeepLearningにより様々な言葉の言い回しを自動的に解釈する
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Slot
- タイプを指定し、タイプに合うワードを解析する
- Utteranceでアクション内容を規定しSlotで条件を確定する
- 例: ホテルの予約システム
- 「Book a Hotel in NYC」という文章を解析しHotel BookingというUtteranceを結びつけ「NTC」という単語を「New York Hotel」と解釈しSlotと結びつける
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開発ローテーションはsave,buildとtest、最後にpublish
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モニタリング
- 不明なUtterance数
- レイテンシ
- トラフィック
- まとめ
- LEXテクノロジー
- 事例
- CapitalOne
- HubSpot
- NASA
- 価格
- Text: $0.75/1000リクエスト
- 音声: $4.00/1000リクエスト
- 無料枠
- Text: 10000リクエスト
- 音声: 5000リクエスト
まとめ
LEXの基本的な内容をまとめたセッションでした。ALEXAの文字を取ったとおり基本的な考え方はALEXA Skill Kit(ASK)と非常に近いです。プレビューがくるまでASKで練習しておくのもいいかもしれませんね。